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2019-07-04

抱きしめたいえほん「外へ飛び出せば」

 

バリューブックスでは、たくさんのお母さん・お父さんがはたらいています。

「抱きしめたいえほん」は、そんな本屋さんではたらくお母さん・お父さんからのえほんのお便り。

 

 

今回のテーマは、「外へ飛び出せば」

 

夏休みも近づき、

家族で外へ出かける予定がある方も多いのでは?

えほんは室内で読むもの、と思いがちですが

たまには言葉を外にもちだしてみるのもいいですよ。

 

木かげに座り、風にふかれて読んでみたり、

本を片手に自然のなかを歩くのもたのしい。

 

そんな夏のお出かけにおすすめの3冊のえほんを選びました。

 

 

 

 

 

小さな世界の大きな冒険

 

 

小学3年生になる息子は、とにかく虫が大好き。

そして田舎で暮らす高校1年生になる私の甥っ子もまた虫が好き。

息子が顔を出す度に、一緒に虫とりに連れていってくれます。

このえほんの2人のように、お兄ちゃんの後ろをついて回って、木を揺らしたり、石をひっくり返して、虫を見つけたら大喜び。息子を一喜一憂させる世界が、えほんの中では色鮮やかに描かれています。

ページをめくるごとに、虫の声、夏の日差し、土の香りまで伝わってくるみたいで、子どもの目線で小さな世界を楽しめます。

 

『むしとりにいこうよ!』
はた こうしろう(著)
出版社::ほるぷ出版(2013/7/10)

 

 

 

リュックの中にはいつも

 

 

息子の虫好きは、幼稚園の頃から。

外へ出るたびに「この虫はなんて名前?」と聞いてくるのです。さすがにそんなに虫には詳しくないし、自分で調べるほうが楽しめるかも、と図鑑を買ってあげることに。

本屋で見つけたのが、この手のひらサイズの小さな図鑑。持ち運べるサイズが気に入ったのか、それ以来どこへ行くにも必ずリュックに入れて、気になる虫に遭遇するたび擦り切れるほど読んでいます。

小学校にあがってからは毎日、お気に入りの虫をカゴにいれて一緒に登校しています(笑)

 

 

『昆虫 (小学館の図鑑 NEOポケット) 』
小池 啓一 、町田龍一郎(著)
出版社:小学館(2010/6/23)

 

 

 

 

 

 

待ちきれない季節に

 

 

子どもに買ってあげるえほんは、わたし自身が気に入った絵柄のものを選ぶことが多いです。

これもそのひとつで、夏に見かける身近なものをモチーフに描かれたキャラクターがみんなかわいい!

梅雨明けのお知らせとともに立ち上がった、ソフトクリームやスイカ、かき氷、扇風機などの夏の風物詩たちが、夏に向かって次々と駆け出します。

ユーモラスで大胆な展開に、わくわくしながら一気にページをめくってしまいます。

ラストのどこか懐かしい夏の風景にもグッときました。笑えて楽しい、夏が楽しみになる1冊です。

 

『なつのおとずれ』
かがくい ひろし(著)
出社社:PHP研究所 (2008/5/19)

 

 

 

posted by 北村 有沙

石川県生まれ。大学卒業後、ライフスタイル誌の編集者として働く。取材をきっかけにバリューブックスに興味を持ち、あれよあれよと上田市へ移住。映画とサウナ、ビールなどが好き。

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